シーザー武志会長のコメント


本日は、2005年シリーズ開幕戦「SHOOT BOXING 20th ANNIVERSARY SERIES Vol.1」にご来場くださいまして誠に有難うございます。

「ファーストマッチ」と銘打って1985年に産声を上げたシュートボクシングが、今年で創設20年を迎えます。ちょうど、人生に例えるならば20歳の成人式を迎えたところです。

競技としてしっかりした土台を築く為に、アマチュア連盟や海外支部を設けて地道にコツコツと地盤を固めてきたものが、ここに来てようやく形になってきたなという気がしております。

自分自身が、現役選手としてリングに上がりながら大会を運営し、更に後進を育成して来たという自負と、賛同し協力してくれる仲間達、そして応援を頂いております皆様への感謝の気持ちがあったからこそ、ここまで来れたのだと思います。

シュートボクシングは、この先の更なる飛躍を目指して邁進致します。

その2005年最初のイベントして1月23日福岡国際センターで開催致しました「福岡市児童チャリティSHOOT BOXING 2005 GROUND ZERO FUKUOKA」はお陰様を持ちまして入場者数5630人、満員御礼の大成功を収めることが出来ました。
大会を通じて見応えのある試合が多く、シュートボクシング、K-1、PRIDE、修斗が同じリングに並び立つという、まさに、“GROUND ZERO”に相応しい記念イベントとなりました。

その熱い勢いを是非、東京のファンの皆様にも感じて頂きたく、シリーズ開幕戦となります今大会に相応しい豪華なカードをご用意させて頂きました。

昨年開催した、S-cup2004で準優勝を果たし、その後も世界の強豪を次々と破って波に乗る宍戸と、他団体におけるトーナメントを含む12戦全勝の負け無しでランキング2位まで駆け上がった菊地による、日本ウェルター級王座決定戦を行います。
もう少し先にという声も多かったのですが、二人が気力体力ともに乗りに乗っている今、純粋に勝負をさせてあげたいという思いから、今回のマッチメークに踏み切りました。
実績的には宍戸が上回っておりますが、日本人対決、ましてやタイトルが賭かった試合となると、そういった方程式が全く成り立たないことが多いだけに、私も非常に楽しみにしている一戦です。

そして、メインイベントではGROUND ZEROでセルカン・イルマッツに勝利した緒形が、凱旋試合を行います。「今回の敵はセミファイナル」と、新星二人の対決後にメインイベントを務めるプレッシャーを感じている様子ですが、そのフラストレーションを爆発力に変えて、納得の試合を魅せてくれると思います。

その他、見応えのある対戦カードで構成されております。どうぞ皆様、この記念すべき2005年シリーズ開幕戦「SHOOT BOXING ANNIVERSARY SERIES Vol.1」を心行くまで堪能下さい。

最後になりますが、この大会を開催するにあたりまして、ひとかたならぬご協力を下さいました関係者各位様に心より感謝申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。

                     
 シュートボクシング創始
シーザー武志